寒い冬も、暑い夏も快適にする断熱材について | 株式会社竹中建設
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2021.12.17 私たちについて

寒い冬も、暑い夏も快適にする断熱材について

 

皆さま、こんにちは!竹中建設です。

いよいよ来週は冬至。今年の冬は、ラニーニャ現象のために寒さが厳しくなるとの予報が出ていますが、そんな寒い冬でも家の室内を快適な室温にしてくれる断熱材について今回はご紹介いたします。

 

 

大きく分けて2種類ある断熱材

家づくりに用いる断熱材には大きく分けてグラスウールなどの繊維系と、発砲ウレタンなどの発泡プラスチック系の2種類あります。どちらにもメリット、デメリットがあり、どちらがズバ抜けて優れているとは言えません。だから、しっかり比較検討をして選ぶことをオススメいたします。

 

〈繊維系断熱材〉

繊維系の断熱材で代表的なものがグラスウールです。主に資源ゴミからできたリサイクルガラスを高温で溶かして、細かい繊維状にします。断熱性能を高めるためには断熱面の密度や厚さが必要となりますが、コストパフォーマンスにとても優れており、低コストで施工できるメリットがあります。また万が一、火事が起こっても有毒ガスなどが発生せず、グラスールは不燃性であるために延焼を防いでくれます。一方でグラスウールは水や湿気に弱く、結露などによって水分を含むと断熱性能を発揮しなくなります。そのために、湿度の影響を受けないための施工技術が必要となります。

 

 

〈発砲プラスチック系断熱材〉

発泡プラスチック系断熱材は、発泡させた微細な独立気泡構造をもつ断熱材です。気泡内には発泡ガスが封入されており、同じ厚さの一般的なグラスウールよりも高い断熱性能を発揮し、吸湿性が小さい、板状で剛性があるなど優れた特長があります。また、空気を通すことがないので、高い気密性も確保できます。ただし、グラスウールと比較してコスト面が高くつき、さらに石油由来の素材を原料としているために火事になった場合、燃えやすいという一面もあります。

 

 

お客さまの住まいに最適な断熱材を選定!

家づくりをするにあたって、基本仕様としてすでに断熱材が決められている工務店やハウスメーカーもありますが、竹中建設では、お客さまのご予算や住まいの構造、立地環境などを踏まえて、お客さまと話し合いながら最適な断熱材を決めてまいります。そして、竹中建設ではグラスウール、発砲ウレタンともに多くの実績があり、確かな技術力で施工いたしますので、安心して工事をお任せいただけます!

これから寒さの厳しい季節になりますが、断熱材を比較検討しながら快適なマイホームを建てたいとお考えのお客さまはぜひお気軽にお問い合わせください。

 

竹中建設 ブランドマネージャー 

竹中汰粋