皆さま、こんにちは!竹中建設です。
今回は石川県内のエリア紹介として、金沢市エリアを紹介いたします。
◆新旧の文化がバランスよく融合する金沢
石川県の県庁所在地であり、北陸地方を管轄する国の出先機関や、各企業の「北陸支社」「北陸支店」が置かれるなど、北陸エリアの行政、文化、経済の中心となっている金沢市。現在は約46万人が暮らす中核市となっていますが、江戸時代には諸大名の中でも最大の石高を誇る102万5千石を領した加賀藩の城下町として栄え、江戸、大坂、京に次ぐ四番目の人口規模だったと言われています。戦災や震災の被害を受けることがなかったために、兼六園や三茶屋街など歴史を感じさせる風情が今なお色濃く残っています。一方で、金沢21世紀美術館などの新しい施設もつくられ、新しいものと古いものがバランスよく融合した街並みを形成しています。また、金箔や加賀友禅といった数々の伝統工芸や、加賀宝生流の能や邦楽、茶道といった伝統文化が現代まで継承されており、2009年には神戸市、名古屋市に続く3番目のユネスコ創造都市として認定されました。(クラフト&フォークアート部門としてはアジア初)。2015年には北陸新幹線が開業したことで関東圏をはじめ世界各地から多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。
◆まちなかへの移住を促進
金沢市では、移住を希望される方をサポートするため、移住・定住相談窓口を設置し、住まいへの助成や就労の支援制度を紹介しています。住宅を新築・改修する場合、「まちなか住宅建築奨励金」「郊外部移住者住宅取得奨励金」などの助成金を受けることができます。その他に、「木の家づくり奨励事業」として金沢産材を使用した住宅の新築、増改築、購入に対し奨励金が交付されます。
子育てについては、金沢市には121の認可保育所と認定こども園があり、令和2年4月時点で都市部で問題となっている待機児童数はゼロで、すべての施設で乳児・延長保育を実施するなど多彩な保育サービスを提供しています。また、子ども(出生~中学3年生)が医療機関で治療を受けた際には、1か月の治療費の一部が助成されます。金沢市以外または県外で受診した場合でも、金沢市民であれば、助成対象になります。
竹中建設 ブランドマネージャー
竹中汰粋