皆さま、こんにちは!竹中建設です。
今回は石川県内のエリア紹介として、川北町エリアをご紹介いたします。
©石川県観光連盟
◆日本最大級のかがり火が多くの人を魅了する「火まつり」
加賀平野のほぼ中央部に位置し、霊峰白山を源とする手取川の北岸に町があることが町名の由来となっている川北町。近隣の根上町、寺井町、辰口町とともに合併して新たな市(能美市)をつくる協議もされていましたが、最終的に川北町は町としての単独行政を貫くことになり、現在は6200人ほどが暮らしています。
毎年8月第1土曜日に開催される「手取の火まつり」は、北陸を代表する夏の風物詩となっており、日本最大級となる高さ46mの「大かがり火」と、迫力ある「虫送り太鼓」の競演を楽しむことができます。あわせて行われる「花火大会」は2尺玉の花火が打ち上げられるなど石川県最大規模の花火大会となっており、福井県や富山県からも多くの見物客が駆けつけています。
産業面では、手取川の豊富な伏流水を利用する電子部品工場などが多くある他、町内の手取川付近では古くから砕石が行われており、何社もの砕石業社があります。
◆一人ひとりに寄り添った手厚い福祉サービス
160を超える企業の誘致に成功した川北町では、税収などゆたかな財源をもとにして公共料金の低廉化が図られ、手厚い福祉施策が行われています。人間ドック・脳ドック・PET検診に対する9割の助成制度や、在宅介護者に対する福祉手当の支給、高齢者に対するインフルエンザ予防接種の無料化などが実施されており、一人ひとりにあったきめ細かい福祉サービスが充実しています。さらに、シルバー世代にも優しいまちづくりが進められ、新型コロナワクチンの接種においては、5月20日現在で石川県内においてダントツの接種率を誇っています。
◆年少人口が県内トップの川北町
川北町では、他の自治体に先がけて子育て環境の整備と負担の軽減を柱とする少子化対策に取り組んできました。子どもの医療費の自己負担分を町が全額助成する「医療給与金制度」は平成9年4月に創設。当初は就学前までの子どもが対象でしたが、現在では18歳の年度末までに対象範囲を拡大。保育料についても保護者の所得に関係なく月額保育料が低く設定されており、第3子以降の保育料を無料となっています。さらに0歳児保育や、小学校低学年を対象にした学童保育が充実。こうした少子化対策や子育て支援によって、多くの市町村で人口減少に歯止めがかからないなか、川北町の人口は増加傾向にあり、14歳以下の年少人口比率は県内最高となっています。
竹中建設 ブランドマネージャー
竹中汰粋