人気の高まりつつある平屋の住まい
階段を設ける必要がないので自由な間取りにすることができることから、最近では若い子育て世代の方にも人気が高まりつつある平屋の住まい。お子さまが階段から転落する心配がなく、またご夫婦が高齢になった時も階段の昇り降りをすることなく安心して暮らせるなどのメリットがあります。そんな平屋建ての良さを取り入れた「2階建て」のお住まいが、今回ご紹介するお住まいです。
平屋と2階建てをつなげたユニークな外観
お施主さまが家づくりをするにあたってご希望されたことは、いつまでも愛着を持って暮らせる家であること。そこで、リビングやキッチン、バスルームなど家族共有のスペースを「平屋」とし、主寝室や子ども部屋などの居室を「2階建て」としてプランニングしました。そして、「平屋」と「2階建て」、2つの建物を繋げたようなユニークな構造の住まいとしました。外観デザインも飽きのこないシンプルなデザインにしたいと言うお施主さまのご希望から、外壁は白のガルバリウムを用い、屋根もダークグレーのガルバリウムを用いて仕上げました。
家事動線を考えて勝手口としても使える玄関
玄関は、家族のメイン玄関以外にも奥さまの家事動線を考えて勝手口として使えるようにプランニング。玄関からキッチンのパントリーにそのままアクセスでき、靴を履き替えることなくスーパーから買ってきた食材などをパントリーに仕舞うことができます。また、食事の用意をしている時の来客にもスムーズに対応でき、ゴミ捨ての際もリビングを通ることがありません。
木の質感を活かしたナチュラルなリビング
リビングとダイニングは、白を基調にし、床や建具などに木を用いたことでナチュラルな空間に仕上がりました。日中は掃き出し窓から自然光がたっぷり降り注ぐ明るい空間になり、夜は間接照明によって落ち着いたくつろぎの空間になります!そして、リビングには大容量のリビング収納を設け、部屋をいつもスッキリと片付けられるようになっています。さらに、リビングとひと続きになるように和室を設け、子どもたちの遊ぶスペースとしたり、食後にゴロンと横になることもできます。
カフェの厨房のようなキッチン
キッチンは、奥さまが家族とコミュニケーションをとりながら料理をできるようにペニンシュラタイプのキッチンを採用。キッチンカウンターやキッチン収納などはブラウン調に仕上げ、棚板の固定などに黒のアイアン金物を用いたことでカントリー調のキッチンになりました。そして、料理のニオイやけむりなどがLDK全体に立ち込めないように仕切り壁と下がり壁を設けています。キッチンとリビング・ダイニングがゆるやかに区切られたことで、カフェの厨房のような雰囲気に仕上がりました!